2008年12月 7日(日)

「だから強い? 北のチーム」~ FCあきたASPRIDE 11月29日の記事から

――アニキです



モンテディオ山形がJ2から悲願のJ1昇格を果たし、ベガルタ仙台が最終節で劇的な勝利を収めてJ1・J2入れ替え戦の切符を手に入れるなど、今、熱い注目を浴びつつある東北サッカー。2006年の冬の全国高校サッカーでは盛岡商が1957年の秋田商の優勝以来、東北勢としては2度目の優勝を果たすなど、いま、北国のサッカーが日本サッカーの勢力図を塗り替えようとしている。



そんな東北地方のサッカーだが、「雪国」という地域性もあり、関東以南のサッカーとはその環境に大きな相違がある。そんな東北地方ならではのサッカー事情についてしっかり伝えてくれているのが秋田県を拠点とする少年サッカークラブ『FCあきたASPRIDE サッカークラブ』の11月29日の記事『感謝のころろ』だ。



まずは以下の抜粋を読んで欲しい。
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今年度の屋外練習もわずか。
FCあきたの練習も冬場はジプシー生活(市内公共施設での練習)を送ることになります。
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雪国秋田県ならではのサッカー事情がよく分かる一文だと思う。「少しでも使える施設があればどこへでも」とばかりに市内の公共トレーニング施設を巡る冬季行脚。もちろん雪に閉ざされるだけに練習はもっぱら屋内練習場での基礎トレ中心。これが東北以北や上越、北海道といった雪国のサッカーなのだ。こういった環境から小笠原満男や今野泰幸、内舘秀樹といったトップクラスの選手が生まれてきた。



そしてなによりもサッカー、引いてはスポーツに関わるすべての人々に読んでおいてもらいたのが以下の文章だ。
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今日は1年間使用したグランドの冬支度をしました。トイレ掃除、ゴールネット撤去、周辺清掃、バス・プレハブ倉庫清掃 と、今までの感謝の意を込めて全員でおこないました。
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長きに渡って雪に閉ざされる地方で活動するだけに、彼等は「いかにグラウンドが大切なものなのか」ということを誰よりも知っている。だからこそ日頃練習してきたグラウンドに惜しみない感謝の気落ちを込めてシーズン最後のメンテナンスを行い、きっちりとけじめを付けて次なる練習――屋内練習へと入ってゆく。通年に渡ってグラウンドを使えるような恵まれた環境を持つチームは、ついついこうした気持ちを忘れがちになってしまってはいないだろうか。



これからしばらくは雪国のチームにとっては辛い時期が続く。だがその闘志やサッカーにかける情熱はどの地域よりも熱いものだとアニキは思っている。逆境がある故に誰よりもサッカーができることのよろこびを知っている彼等。

『FCあきたASPRIDE』の爆発的な強さの源はそんな環境にこそあるのかもしれない。

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やっぱ寒い日にゃ、味噌ラーメンに限るぜ!

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